作業の時期BC-04
盆栽の肥料の時期|12種の月、夏と冬に止める理由、置き肥と液肥、肥料焼けの手当て
盆栽の肥料の時期は、春と秋の生長期です。真夏と冬は止め、植え替え直後と弱った木にも与えません。
この記事の内容(16項目)
結論:盆栽の肥料の時期はいつ?
盆栽の肥料の時期は、春と秋の生長期です。真夏と冬は止め、梅雨は樹種によって止めるか、薄い液肥に切り替えます。
盆栽の解説では、肥料は春と秋に与えるのが一般的です。小さな鉢の土だけでは、木が育つための栄養が足りなくなるからです。
困るのは、春と秋が「いつからいつまでか」が樹種で違うことです。このサイトでは、樹種ごとの作業データから肥料の月を表にしました。
この記事で分かることです。
- 樹種ごとの肥料の月と、真夏と冬に止める理由
- 梅雨と植え替え直後の扱い
- 花もの・実もの、松柏・雑木で違うところ
- 置き肥と液肥の違い
- 肥料焼けの見分けと手当て
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|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 黒松 | ||||||||||||
| 五葉松 | ||||||||||||
| 真柏(シンパク) | ||||||||||||
| 杜松(トショウ) | ||||||||||||
| イロハモミジ | ||||||||||||
| トウカエデ | ||||||||||||
| ケヤキ | ||||||||||||
| 梅 | ||||||||||||
| 桜(旭山桜など) | ||||||||||||
| 皐月(サツキ) | ||||||||||||
| 長寿梅(チョウジュバイ) | ||||||||||||
| 姫リンゴ |
出典(12件)
- 大宮盆栽美術館 ジンシャリ Vol.55(芽切り 6〜7月)・キミのミニ盆栽びより・コメリ(松盆栽の管理)・e-盆栽
- キミのミニ盆栽びより・コメリ(松盆栽の管理)・e-盆栽・大宮盆栽美術館 ジンシャリ Vol.50(4月初旬の植え替え)
- キミのミニ盆栽びより「シンパク(真柏)の育て方」
- キミのミニ盆栽びより「トショウ(杜松)の育て方」・e-盆栽(植え替え)
- キミのミニ盆栽びより「モミジ(紅葉)の育て方」・e-盆栽(植え替え)・さいたま市(大宮盆栽美術館の育成状況、3月の植え替え)
- キミのミニ盆栽びより「カエデ(楓)の育て方」(唐カエデ・宮様カエデ)・e-盆栽(植え替え)
- キミのミニ盆栽びより「ケヤキ(欅)の育て方」・e-盆栽(植え替え)
- キミのミニ盆栽びより「ウメ(梅)の育て方」・All About(梅の盆栽、清香園 山田香織)・e-盆栽(野梅の植え替え)
- キミのミニ盆栽びより「サクラ(桜)の育て方」・e-盆栽(寒桜・富士桜の植え替え)
- キミのミニ盆栽びより「サツキ(皐月)の育て方」
- キミのミニ盆栽びより「チョウジュバイ(長寿梅)の育て方」・e-盆栽(植え替え)
- キミのミニ盆栽びより「ヒメリンゴ(姫林檎)の育て方」・e-盆栽(植え替え)
表の月は、関東の平野部の目安です。寒い地域は遅く、暖かい地域は早くずらしてください。
ガジュマルは、資料に「春〜秋」とだけあり、月の記載がありません。そのため、この表には出していません。
上の表を、樹種のグループごとにまとめると次のとおりです。
| グループ | 樹種 | 肥料の考え方 |
|---|---|---|
| 松柏 | 黒松・五葉松・真柏・杜松 | 春と秋。杜松は梅雨と夏場を外す |
| 雑木 | イロハモミジ・トウカエデ・ケヤキ | 春と秋。春は与えすぎない |
| 花もの | 梅・桜・皐月・長寿梅 | 春と秋に加え、花後のお礼肥 |
| 実もの | 姫リンゴ | 実がついてから。夏の終わりに切らす |
| 室内向け | ガジュマル | 春〜秋(月の記載なし) |
ポイントはここです。盆栽の肥料の時期は、「木が伸びて葉を育てる時期だけ」と考えると外しません。
盆栽の肥料を春と秋に与えるのはなぜ?
盆栽の肥料を春と秋に与えるのは、木が生長して栄養を使う時期だからです。春は新芽を育て、秋は冬越しと翌春の芽の力をためます。
All About(清香園)は、肥料を与える時期を次の2つとしています。
| 時期 | 始まり | 終わり |
|---|---|---|
| 春の生長期 | 新芽が開いて固まったころ | 梅雨入りまで |
| 秋の成熟期 | 秋の彼岸のころ | 落葉する前まで |
春は、芽が開く前から与えないのが一般的です。トウカエデの解説は、春の肥料が多いと新しい枝が間延びするとしています。
秋の肥料は、春より大事だとする解説もあります。キミのミニ盆栽びよりは、梅の秋の肥料を、冬越しと春の芽出しの力になるとしています。
春の肥料は、新芽の葉が開いて固まってからにしてください。芽吹きの勢いに肥料を足すと、枝が伸びすぎます。
春は控えめに始め、秋は冬に備えてしっかり、が盆栽の肥料の基本の形です。
盆栽の肥料を真夏と冬に止めるのはなぜ?
盆栽の肥料を真夏と冬に止めるのは、木の生長が止まり、肥料が使われにくいからです。梅は、真夏の肥料が花芽にも響きます。
| 季節 | 木の様子 | 肥料を止める理由 | 資料 |
|---|---|---|---|
| 真夏 | 暑さで生育が止まる | 肥料が使われにくい | ハイポネックス |
| 真夏(梅) | 花芽ができる時期 | 花芽のでき方に影響する | キミのミニ盆栽びより |
| 真夏(皐月) | 花芽ができる時期 | 夏は与えない | キミのミニ盆栽びより |
| 冬 | 休眠している | 与えても効きにくい | キミのミニ盆栽びより |
庭木では、冬の休眠期に寒肥(かんごえ)を与えることがあります。寒肥は、春の芽吹きに向けてゆっくり効かせる肥料です。
盆栽の資料で、冬の肥料にふれているのは一部です。梅の早咲きの品種に寒肥を置く、姫リンゴの実を取った後に少量のお礼肥、などです。
ハイポネックスも、冬は休眠期なので、一般に肥料は与えないとしています。冬の肥料は、肥料焼けの原因になるとも書いています。
真夏と冬は、木と一緒に肥料も休ませる季節です。
表で8月に印がある樹種は、暑さがやわらぐ8月下旬から秋の肥料を始めます。6月の印は、梅雨入り前までの分か、花後のお礼肥、薄い液肥で続ける分です。
梅雨の時期の盆栽の肥料はどうする?
梅雨の盆栽の肥料は、樹種によって、止めるか、薄い液肥に切り替えます。資料の書き方が分かれるところです。
| 樹種 | 梅雨の扱い | 資料 |
|---|---|---|
| 黒松 | 梅雨を除いて、月に1回ほど置き肥を替える | キミのミニ盆栽びより |
| 杜松 | 梅雨と夏場を除いて与える | キミのミニ盆栽びより |
| トウカエデ | 中止するか、葉刈りする木には薄い液肥 | キミのミニ盆栽びより |
| 長寿梅 | 薄い液肥を週に1回続けると、樹勢を保ちやすい | キミのミニ盆栽びより |
| 盆栽全般 | 春の肥料は梅雨入りまで | All About(清香園) |
樹勢(じゅせい)は、木の勢いや元気さのことです。葉刈りは、葉を切り取って新しい小さな葉を出させる作業です。
上の表に無い樹種は、All About(清香園)にそろえます。春の肥料は梅雨入りまで、と考えると迷いません。
梅雨は「止めるか、薄くするか」のどちらかで、置き肥を増やす時期ではありません。
植え替え直後の盆栽に肥料を与えないのはなぜ?
植え替え直後の盆栽は、根が切られて傷んでいるからです。肥料は2〜3週間ほど待ってから、少量で始めます。
| 資料 | 植え替え後の肥料 |
|---|---|
| キミのミニ盆栽びより(黒松) | 2〜3週間ほど待ち、少量から始める |
| キミのミニ盆栽びより(姫リンゴ) | 植え替えた木は、春は元肥だけにする |
| ハイポネックス | 植え替え後は2週間ほど休ませ、液肥などで補う |
元肥(もとごえ)は、植え替えのときに用土に混ぜておく肥料です。長寿梅や梅の解説は、植え替えのときに元肥を入れるとしています。
傷んだ根に濃い肥料が触れると、根の水分が土の側に引き出されます。これが、後で書く肥料焼けの仕組みです。
植え替えの年は、肥料を急がず、根が動き出してから少しずつ与えます。 植え替えの時期は盆栽の植え替えの時期で扱います。
花もの・実ものの盆栽の肥料は何が違う?
花もの・実ものの盆栽の肥料は、リン酸の多いものを選び、花後のお礼肥を加えます。花と実に栄養を使うからです。
肥料の三要素の働きを、All About(清香園)の説明で並べます。
| 成分 | 主な働き | 向く盆栽 |
|---|---|---|
| チッ素 | 葉や茎を育てる | 松柏(チッ素の多い肥料) |
| リン酸 | 花や実をつける | 花もの・実もの |
| カリ | 根を育てる | 秋の松柏(黒松の解説はリン酸とカリを足す) |
花もの・実ものの、樹種ごとの肥料の特徴です。
| 樹種 | 肥料の特徴 | 資料 |
|---|---|---|
| 梅 | 肥料が好き。切れると枝枯れや花芽が減る | キミのミニ盆栽びより |
| 梅 | リン酸が不足しがち。花もの向けの肥料も使う | キミのミニ盆栽びより |
| 皐月 | 花後のお礼肥が大事。夏は与えない | キミのミニ盆栽びより |
| 長寿梅 | チッ素が多いと徒長し、花つきが悪くなる | キミのミニ盆栽びより |
| 姫リンゴ | 実がついてから与え、夏の終わりに切らす | キミのミニ盆栽びより |
お礼肥は、花が終わった後に、消耗した栄養を補う肥料です。ハイポネックスは、弱っている株には与えないとしています。
徒長(とちょう)は、枝が間延びしてひょろ長く伸びることです。
梅は肥料好きの木です。秋の肥料を切らさないようにしてください。
花もの・実ものは、花と実の分まで肥料を見込み、リン酸を多めにします。
長寿梅・姫リンゴの実と木の弱りは、肥料とどう関係する?
長寿梅と姫リンゴは、実をつけたままにすると木が弱ります。肥料だけでなく、実の数と取る時期も合わせて管理します。
| 樹種 | 実と木の弱り | 肥料での扱い |
|---|---|---|
| 長寿梅 | 実をつけると樹勢が落ちる。花がらを早めに摘む | チッ素の多い肥料を避け、リン酸やカリも入れる |
| 姫リンゴ | 毎年実をつけると弱り、枝が枯れることもある | 実の色づきのため夏の終わりに切らし、秋はリン酸を多めに |
姫リンゴは、肥料を与えすぎると勢いがつきすぎて、実つきが悪くなります。キミのミニ盆栽びよりは、見たあとの実を年内か年明け早々に取るよう勧めています。
長寿梅は、花がらを摘まないと、そのまま実がなる木です。ミニ盆栽では実を楽しむのは控え、残すなら数個にとどめます。
実ものの肥料は、実の数を減らすこととセットで考えると、木が弱りにくくなります。
松柏と雑木の盆栽の肥料はどう違う?
松柏の盆栽にはチッ素の多い肥料が向き、雑木は春の肥料を控えめにします。どちらも、春と秋に与える点は同じです。
| 樹種・段階 | 肥料の特徴 | 資料 |
|---|---|---|
| 松柏全般 | チッ素の多い肥料が向く | All About(清香園) |
| 黒松 | 油かすだけで足りる。秋はリン酸とカリを足す | キミのミニ盆栽びより |
| 黒松の完成した木 | 仕立て中の木より少なめ | キミのミニ盆栽びより |
| 杜松 | 春から秋に多めに。梅雨と夏場を除く | キミのミニ盆栽びより |
| トウカエデ | 春はごく少なく薄く。少量を続けて与える | キミのミニ盆栽びより |
盆栽では、仕立て中の木と完成した木で、肥料の量を変えます。太らせたい木は多め、形を保つ木は少なめです。
黒松の1年を並べると、肥料と芽切りの時期がどう並ぶかが分かります。
| 月 | 植え替え | 剪定 | 芽の手入れ | 肥料 | 針金かけ |
|---|---|---|---|---|---|
| 1月 | |||||
| 2月 | ● | ||||
| 3月 | ● | ● | ● | ||
| 4月 | ● | ● | ● | ||
| 5月 | ● | ||||
| 6月 | ● | ||||
| 7月 | ● | ||||
| 8月 | ● | ||||
| 9月 | |||||
| 10月 | ● | ● | ● | ||
| 11月 | ● | ● | |||
| 12月 | ● | ● |
出典: 大宮盆栽美術館 ジンシャリ Vol.55(芽切り 6〜7月)・キミのミニ盆栽びより・コメリ(松盆栽の管理)・e-盆栽
同じ樹種でも、育てる段階で肥料の量は変わります。
置き肥(固形)と液肥はどう違う?
置き肥はゆっくり長く効き、液肥はすぐ効いて長くは続きません。盆栽の基本は置き肥で、液肥は補いに使います。
| 比べること | 置き肥(固形の肥料) | 液肥(液体の肥料) |
|---|---|---|
| 主な中身 | 油かす・骨粉などの有機肥料が多い | 化学的に作った肥料が多い |
| 効き方 | 水やりのたびに少しずつ溶けて、ゆっくり効く | すぐ効くが、長くは続かない |
| 替える目安 | 約1か月で効き目が薄れるので替える | 説明書の間隔で与える |
| 気をつけること | 株元に直接触れないように置く | 濃くしすぎると根を傷める |
| 向く場面 | 春と秋の基本の肥料 | 梅雨や小さい鉢の補い、植え替え後 |
置き肥の量の目安は、All About(清香園)にあります。直径約9cmの鉢(3号鉢)に、親指の爪ほどの粒を置きます。
粒の数は、松柏で2つ、花もの・実もので3つほどです。
小さい鉢では、置き肥を一度に多く置くと根腐れの原因になります。少しずつ回数を分けて置き、薄い液肥で補います。
液肥の薄め方と与える間隔は、商品によって違います。液肥は、商品の説明書の倍率と間隔に従います。
小さい盆栽の置き肥は、鉢から転げ落ちやすいです。肥料ケースを使うと、置いた場所がずれません。
盆栽の肥料が足りない・多すぎるサインは?
肥料が足りないと葉の色が薄くなり、多すぎると枝が間延びして軟らかくなります。どちらも、木の様子で見分けます。
| 様子 | 足りないとき | 多すぎるとき |
|---|---|---|
| 葉と茎 | 色が薄く、株が小さい | 枝が間延びし、軟らかくなる |
| 花と実 | 花や実のつきが悪い。実が早く落ちる | 実の熟れが遅れる |
| 病気・害虫 | 記載なし | 増えやすくなる |
| 梅の場合 | 枝枯れ、花芽が減る | 記載なし |
多すぎるときの手当ては、量を減らし、ゆっくり効く肥料に替えることです。ハイポネックスは、特にチッ素の与えすぎに注意するよう書いています。
葉の色と枝の伸び方を、肥料を替えるたびに見る習慣が、いちばん早い目印になります。
盆栽の肥料焼けの見分け方と手当ては?
肥料焼けは、肥料が濃すぎて根が傷み、木がしおれたり枯れたりすることです。気づいたら肥料を取り除き、たっぷりの水で土から流します。
ハイポネックスは、肥料焼けを浸透圧(濃さの差で水が動く力)で説明しています。土の肥料が根の中より濃いと、根の水分が土へ出てしなびます。
見分けるときは、直前にした作業と合わせて見ます。
| 見えること | 肥料焼けを疑う手がかり | ほかに考えること |
|---|---|---|
| 葉がしおれる | 直前に肥料を足した、濃い液肥を与えた | 水切れ、根詰まり |
| 葉や新芽の先が傷む | 置き肥が株元に触れている | 夏の強い日差し |
| 植え替え後に弱る | 植え替えてすぐ肥料を与えた | 根の切りすぎ |
手当ての順番です。
- 置き肥を取り除き、液肥も止める
- 鉢底から流れ出るまで、たっぷり水を与えて肥料を流す
- 日陰に移して、根の回復を待つ
- 治らなければ、適期を待って新しい土に植え替える
元気がないからと、規定量より多く与え続けるのは逆です。ハイポネックスは、かえって枯れると注意しています。
元気がない木に、肥料を足すのは逆効果です。弱った木には、肥料を与えないのが基本です。
肥料焼けは、気づいた日に肥料を外すことが、いちばんの手当てです。
資料によって盆栽の肥料の月が違うのはなぜ?
盆栽の肥料の月は、資料が想定する木の段階や、庭木か盆栽かで変わります。このサイトは、盆栽の資料どうしで重なる月を採っています。
| 違いの例 | 資料の書き方 |
|---|---|
| 黒松 | 盆栽の解説と園芸店の解説で、春と秋の範囲が少しずつ違う |
| 庭木・鉢植えの暦 | NHKの園芸図鑑の鉢植えの松は、追肥が春先の1回だけ |
| 姫リンゴ | 冬の少量のお礼肥は「してもよい」扱いなので、表には入れていない |
| ガジュマル | 「春〜秋」とだけあり、月が無いので表に出していない |
盆栽は、小さな鉢で根を切りながら育てます。庭木や大きな鉢植えとは、肥料の考え方が違います。
月の決め方の詳しいところは、このサイトの時期の決め方にまとめています。寒い地域は遅く、暖かい地域は早くずらしてください。
表の月は出発点です。最後は、手元の木の芽と葉の様子で決めます。
盆栽の肥料の話に出てくる用語は?
| 用語 | 意味 |
|---|---|
| 置き肥 | 土の上に置く固形の肥料。水やりのたびに少しずつ溶ける |
| 液肥 | 水で薄めて与える液体の肥料。すぐ効くが長くは続かない |
| 元肥 | 植え替えのときに用土に混ぜておく肥料 |
| 追肥 | 育つ途中で足す肥料。置き肥と液肥がある |
| お礼肥 | 花の後や実を取った後に、消耗した栄養を補う肥料 |
| 寒肥 | 冬の休眠期に、春に向けてゆっくり効かせる肥料。主に庭木 |
| 肥料焼け | 肥料が濃すぎて根が傷み、しおれたり枯れたりすること |
| 三要素 | チッ素・リン酸・カリ。肥料の主な成分 |
| 徒長 | 枝が間延びして、ひょろ長く伸びること |
| 樹勢 | 木の勢いや元気さ |
盆栽の肥料と一緒に押さえることは?
盆栽の肥料は、植え替え・剪定・水やりの時期とつながっています。気になる作業から、次の記事に進んでください。
- 植え替え直後の扱い:盆栽の植え替えの時期
- 肥料と重なる芽の手入れ:盆栽の剪定の時期
- 肥料を溶かす水:盆栽の水やり
- 13種の作業をまとめて:盆栽の年間カレンダー
盆栽の肥料でよくある質問は?
盆栽の肥料はいつからいつまで?
春は新芽が開いて固まったころから梅雨入りまで、秋は彼岸のころから落葉前までです。樹種ごとの月は表のとおりです。
関東の平野部の目安なので、地域に合わせてずらします。
夏に盆栽の肥料を与えてもいいですか?
真夏は止めます。生育が止まり、肥料が使われにくいからです。
梅や皐月は、花芽ができる時期なので特に止めます。
冬に盆栽の肥料は要りますか?
多くの樹種で要りません。休眠していて、与えても効きにくいからです。
梅の早咲きの品種など、例外は一部です。
液肥だけで盆栽を育ててもいいですか?
盆栽の資料の多くは、置き肥を基本にして、液肥を補いに使っています。液肥を使うなら、説明書の倍率と間隔を守ります。
濃くしすぎると根を傷めます。
弱った盆栽に肥料を与えてもいいですか?
与えません。弱った根には、肥料の刺激が強すぎるからです。
まず置き場所と水を整え、元気が戻ってから与えます。
ガジュマルの肥料の時期は?
資料には「春〜秋」とあり、月の記載がありません。そのため、このサイトの表には出していません。
冬は5℃以上の室内で管理します。
出典
- All About「盆栽の肥料の与え方」山田香織・清香園(春の生長期と秋の成熟期・置き肥と液肥・三要素・松柏と花もの実もの・量の目安・弱った木に与えない・肥料ケース)
- ハイポネックス Plantia「もっと知りたい肥料! vol4 肥料やけってなに?」(肥料焼けの仕組み・水で流す・植え替え・規定量)
- ハイポネックス Plantia「もっと知りたい肥料! vol2 元肥・追肥ってなに?」(元肥と追肥・置き肥は株に触れないように・夏は生育が停滞・足りないとき多すぎるときのサイン)
- ハイポネックス Plantia「観葉植物のおすすめの肥料と使い方」(植え替え後は2週間ほど休ませる・置き肥と液肥の効き方・冬は一般に与えない)
- ハイポネックス Plantia「お礼肥とは」(お礼肥と寒肥の違い・弱っている株には与えない)
- ハイポネックス よくある質問「肥料やけについて教えてください。」(根や葉、花が傷む現象)
- ハイポネックス Plantia「ガジュマルの育て方」(肥料は春〜秋・冬は5℃以上の室内)
- キミのミニ盆栽びより「クロマツ(黒松)の育て方」(梅雨を除いて月に1回ほど・油かす・秋にリン酸とカリ・植え替え後2〜3週間・完成木は少なめ)
- キミのミニ盆栽びより「トショウ(杜松)の育て方」(梅雨と夏場を除いて多めに)
- キミのミニ盆栽びより「カエデ(楓)の育て方」(春は少なく薄く・梅雨から盛夏は中止か薄い液肥)
- キミのミニ盆栽びより「ウメ(梅)の育て方」(肥料好き・真夏は止める・秋の肥料・リン酸・早咲きの寒肥)
- キミのミニ盆栽びより「サツキ(皐月)の育て方」(花後のお礼肥・夏は与えない)
- キミのミニ盆栽びより「チョウジュバイ(長寿梅)の育て方」(梅雨の薄い液肥・小さい鉢は少量を回数多く・チッ素と徒長・実と樹勢)
- キミのミニ盆栽びより「ヒメリンゴ(姫林檎)の育て方」(実がついてから・夏の終わりに切らす・実を取る時期・植え替えた木は元肥だけ)
- コメリ HowTo「盆栽(管理編)」(松盆栽の施肥の時期)
- NHK出版 みんなの趣味の園芸 植物図鑑「マツの仲間」(庭木・鉢植え向けの暦。照らし合わせのみ)